先日こちらの本を読みました。
特に、ビジネスの現場を全く経験したことのない職業に
ついている方にとって、「仕事」というものの概念を新しく学べる本だと
思いますので、オススメです。
私自身は3年以上個人事業主として、成果報酬型の営業やスモールビジネスを
しているので、初めての概念ではないですが、改めて、マーケット感覚の大切さを
考える良い機会になりました。
特に重要なのが、「マーケットの中でとりあえず始めてみて失敗して学んでいく」ということ。
兎に角、組織や学校にいると、間違えると減点されて、自分の将来の昇進や進学に
不利になる、という環境です。因みに、アメリカの大学も基本は一緒です。
テストで間違えると5段階評価(A,B,C,D,F)でAが取れなくなり結果、有名大学院などの
入学許可を得るのが難しくなります。
しかし、組織を超えたところで、仕事を創っていく、新たな付加価値を生んでいくことに
関しては失敗は不可欠です。
そして、「成功した」、「失敗した」、
「失敗はしてないけど停滞しているから別のやり方を試そう」など、
何らかの結果を得るためにはまずは、小さく始めることが必要条件です。
そんなことを改めて思い出される読書の時間でした。
ちきりん本ですね。
とても、頭の柔らかい方ですし、
文章の書き方も参考になりますね。
私は、『みらいの働きかたを考えよう』
を読みました。
一生、同じ組織で、
我慢して働くのではなく、
複数の人生シナリオを用意して、
定期的に更新して、
40歳で、セカンドキャリアを、
選び直すことを、
強く推奨する本でした。
アリバイ的な仕事、
仕事のための仕事があまりに多く、
困っていたところ、
この本を読み、きもちが楽になったのを、
覚えてます。
今日も、ベースの弦を変えながら、
ワークシナリオ、自由に描いてみます。
コメントありがとうございます。
僕も2年ほど前に『みらいの働きかたを考えよう』、読みましたよ。
友達にあげてしまいましたが、とても良い本だったと記憶しています。
全く別の本ですが、
『ドラッカー最後の言葉』(講談社)の中でドラッカーは
「知識社会において成果を挙げ得る人間であり続けるためには、スキルを更新する教育を
何度も何度も繰り返し受けることが必要となります。」
と述べていますが、専門性を深めながら、教育と実践のバランスをとりつつ、
仕事とキャリアを創っていくことの重要性を強く感じています。