アメリカには一般的なアメリカ人たちとは離れて
基本的に自分たちグループだけで暮らすアーミッシュと
呼ばれるキリスト教徒たちがいます。
アーミッシュは基本的に電気などの近代文明を使うことを
こばんでいるらしく、自動車は使わずに馬で移動します。
そして、普通のアメリカ人たちと最低限しか関わりをもたずに
自分たちの村で生活をしているため、その実態は謎に包まれている
部分も多いのです。
そんなアーミッシュの人たちが、育てた野菜を地元の八百屋に
卸すためのオークションをするというので、行ってきました!
ケンタッキー南部のど田舎に車を1時間をほど走らせたところで
オークションが行われていました。
なにやら大勢の八百屋のおじさんたちを相手に
大量の野菜をオークションでさばいています。
側ではアーミッシュのお兄さんが、
アーミッシュの制服、帽子を着用し
馬を使って野菜を運んでいます。
オークションがひと段落したところで
休憩していると、近くにアーミッシュの爺さんがいたので、
色々と話を聞くことができました。
僕「アーミッシュは学校には行かないんですか?」
爺さん「普通の学校には行かないで、村の学校で教育するのじゃ。」
僕「お爺さんは子供はいるんですか?」
爺さん「子供は17人おる。」
僕「それはすごいですね。お孫さんは何人いるんですか?」
爺さん「正確には分からんが、170人くらいじゃないか?」
なんと、このお爺さん、孫が170くらいいて、ひ孫も数十人いるようです。
見た感じ70歳手前くらいの年齢でしたが、
日本の70歳は孫ができずに悩んでいる人が多いので、
日本人からすると羨ましい限りですね。
色々と話を聞いた所、アーミッシュも村やグループによって
車を使う人たちもいるし、細かい部分が違うようです。
結婚もできれば同じグループ内ですることが望ましいらしいですが、
他のアーミッシュのグループと交流もあるので、
本人たちの意思によって、別のグループの人と結婚することも
あるとのこと。
ただ、彼らにとって重要なキリスト教の礼拝は
違うグループの人たちとは一緒に行わないようです。
また、完全に自給自足をしていると言われていますが、
普通にスーパーで買ってきたパンなども食べていました。
なかなか実態の掴みにくい謎に包まれた人たちであることは
変わりませんでしたが、彼らが作ったトマトはとっても美味しかったです!