日本だとちょっとでも人と違うことをすると猛烈に批判されたり、陰口を叩かれますよね。

僕も29歳でアメリカの大学院に留学することを決めた時、あんまり関係ない人たちから

「大人になって夢みたいなことをいってるんじゃない。」

みたいな、謎の陰口や説教をされました。

(正直、国自体が成長していない日本だけで”頑張る”よりも、アメリカで新しいことを学んだ方が、はるかに将来にわたって実利を得られるというかなり”現実的”な判断をしたつもりだったのですが。)

まあ、僕なんかは「陰口を叩いてもらえるほど羨ましがられてるんだなー」などと、
良い方に捉えてしまうので、個人としては気にしない方法はいくらでもあると思うのですが、

何かにチャレンジしたい人達が躊躇してしまったり、
新しいことを何も始められなかったり、社会として損失が大きいですよね。

そして多くの日本人は今いる組織やグループや人間関係の中で、
適度に目立たないようにしながら適度にみんなと仲良くする、
というかなり不毛でストレスに満ちたことをしています。

では、日本人のこのいちいち人目を気にしなければいけない風潮は海外と比べてどうなのでしょうか?

海外と言っても僕はアメリカ人と中国人の友達がほとんど(カナダ人、ジンバブエ人、韓国人etc.etc 色々いますが、集団としては)なので、比較をできるのは主にアメリカ人と中国人ですが。



まず、アメリカ人はほぼお互いのことに干渉しません。
アメリカ人自身は多くの人が、「アメリカ人は人目を気にしすぎる」と思っていますが、
日本人のようなことはありません。

アメリカ人の場合は物欲が強い人が多く、高い車に乗りたがったり、いい靴を履きたいという欲求はありますが。(日本ではバックや財布をいいもの持ちたがる人が多いですが、アメリカでは車と靴ですね。)あと、アメリカ人の場合は、意外と親切な人として振る舞おうと頑張っちゃう人も結構いますね。

ただ、アメリカ人は人がやることに対して本当に面倒くさいことを言いません。というか、何かにチャレンジしようとするとほぼみんなが応援してくれます。そして努力をしていれば周りがほめてくれます。

日本だと、部活でも仕事でも、頑張ってうまくいっても、なぜか出来なかった部分を責められたり怒られたりして、やる気をそがれることが多いですが、アメリカでは(たいして上手にできなくても)頑張ってそこそこ上手にやればみんな喜んでほめてくれるので、結構モチベーションがあがります。

アメリカ人は全体として、やる気のある人にチャンスを与えて、ほめて育てて、実際に社会に還元される仕事や発明に結びつけるシステムを構築するのが上手ですね。

ロケット開発のベンチャー企業をはじめ、様々な事業を手掛ける米国屈指の起業家イーロン・マスク氏(南アフリカに生まれアメリカに移住した)も

“アメリカは、すごいことを可能にする国だ。”

と述べるように、優秀な人をより優秀に育て、それを社会の仕組みの中で還元していくシステムがあることは、アメリカの圧倒的な強みだと思います。

では中国人はどうでしょうか?

中国人はアメリカ人と全然人間関係の距離感が違って、グループの結束力が非常に強いですね。

だからといって、いつもグループで一緒にいないと陰口を叩かれるようなことは一切なく、本当の意味で助け合ってる感じです。若い人が集まってもグループ内で誰かをなんとなく笑いものにしたり、ハブいたりといった日本人特有(?)の陰険さがないので、かなり気持ちよく付き合うことができます。

但し、アメリカ人よりも、下手すると日本人よりもグループや友達と親密な関係を築くので、ちょっとおせっかいな人がしょっちゅう連絡してきて、ちょっと窮屈に感じるときもあります。あとは、(韓国人もそうですが)中国人は日本人と同じように親の期待に応えなきゃ。。的な感覚があり、親は親で「北京大しかいっちゃいかん!」くらいに、子供にプレッシャーをかけてしまってる事例がおおいです。

ただ、中国人の人たち自身は、かなり親密な交友関係をあまり窮屈に感じている様子はなく、助けられることも含めて助けあうことやある程度干渉しあうことを当たり前に感じているようです。

なので、日本人のように「恩を売ってやった。」みたいな感覚がないのはいいところだと思います。

こんな感じで国や地域、文化によって、多少人間関係の作り方が違いますが、やっぱり日本はかなり際立って窮屈だと思いますね。

もしあなたが今の日本の人間関係で人目を気にして窮屈に感じていたり、ストレスをため込んでいたら、それはあなただけのせいではありません!少しだけ語学を勉強して、数十万円だけためて、日本の外にでてみましょう!気持ちが前向きになる体験が色々できることを保証します。(責任はもちませんが^^;)

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