巷では、TOEIC900点というのが、ステータスというか、
英語を操れる証のように思われていますよね。

TOEICの公式見解では、860点で

Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。

自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speaker の域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。

レベルだそうです。

これを読む限りだと、900点の人はかなりペラペラということになりますが、実際のところはどうなのでしょうか?

という、僕自身が学生時代に受けた際、910点だったのですが、
僕のレベルだと確かに

・大学や大学院の英語での授業(文系教科でも)を8割くらい理解して、
あとは復習に時間を費やすことで、基本的に学業に支障がない。

・50人から100人程度の大学生に対して、自分の専門分野を
すべて英語で教えることができる。

仲良くなったアメリカ人の友達とであれば、永遠に会話をすることができる。

といったくらいには達します。

この「仲良くなった」というのがポイントで、仲のいいネイティブと1対1で会話をするのは問題ないのですが、ネイティブ数人の中に入ると、周りのテンポについていくのが結構難しいです。

また、学校の授業や、仕事などで、ポイントや問題点を見極めて、それを理解したり、解決したり、伝えたりすることは出来るのですが、

逆に、美容院の美容師さんなんかと、とりとめのない会話を続けるほうが難しいですね。

他にも僕の友人でTOEIC905点、2年間アメリカの大学に留学した経験がある男性がいますが、

彼も完全に流暢ではないですが、シンガポール人の女性と結婚して、
家庭内はすべて英語でコミュニケーションをとってますね。

なので、彼の3歳くらいの息子さんは、日本に住んでいるのに、前にあったときは英語しか喋れませんでした ^^;

但し、その友人にしても、僕にしてもTOEICの公式サイトにあるように

「Native Speaker の域には一歩隔たりがあるとはいえ」
Non-Nativeとして十分なコミュニケーション」

と言われるように、”ネイティブ”にはなかなかなれないんです。

英語でコミュニケーションをとったり、仕事や学業などの目標を
達成することはできるのですが、

自分の考えや感情などの細かい部分を
自分が納得するニュアンスで表現しきれないことは、
やはりフラストレーションがあります。

あと、その友人や僕はどちらも2年以上の留学経験があるので、
900点くらいの英語力はつきましたが、

留学経験のない人でも、勉強を続ければ、900点程度の力はつくようです。

旅行程度の海外経験しかないながら、学生時代に860点を
マークした別の友人が先日アメリカに遊びに来たのですが、

結構言いたいことはしっかり伝えられていたので、
半年~1年程度英語圏に住めば、ほぼ問題なく生活できるようになると思います。

ですので”本当にぺらぺら”になるのは難しいですが、
”仕事や生活で必要なコミュニケーションが取れるレベル”に達するのは、
勉強を続ければそれほど難しくないと思います。

追伸:
そうは言っても、他の記事にも書いているように、喋れるようになるには積極的に話をすることが重要です!僕たちのようは非ネイティブにとっては、勉強と実践は両方必要ですね。


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