今日はアメリカ人のネイティブスピーカに伝わらないカタカナ英語を紹介します。

僕が実際に言ってみて伝わらなかったものや、
日本人の友人が言ってみて伝わなかったものがメインです。

なお、アメリカ人に伝わらなかったものなので、もしかするとオーストラリアなど全く別の地域では伝わるものもあるかもしれません。

1, マフラー

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これは、僕自身が言ってみてネイティブの友人に理解してもらえませんでした。

正しくは”scarf”(スカーフ)と言います。

マフラーというと、車のマフラーのことかと思われます。

2, チャック

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チャックは英語で”zip”(ズィップ)と言います。

Google翻訳では”チャック”を検索すると”Chuck”と出てきますが、たぶんアメリカ人には通じません。

ちなみに僕の学生時代のルームメイトの名前がChuckでした。チャックはチャールズの略です。超絶いい奴でした。

さらに余談ですが、zip code(ズィップコード)と言うと郵便番号のことになります。

3, ピーマン

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ピーマンは英語で”green pepper”(グリーンペッパー)と言います。

10年以上前に僕がアメリカで大学生だったころ、日本から友人が遊びに来てくれました。

彼がカフェテリアでオムレツの具材を選ぶ際、カフェテリアのおばちゃんに一生懸命”ピーマン、ピーマン”と言っていて、

おばちゃんが

「ハァ??」

って顔をしているのを見て笑いそうになった覚えがあります。

ちなみに”pee”(ピー)は英語で「おしっこする」という意味です。

4, アルバイト

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英語ではアルバイトと言う場合、普通に”Part time job”(パートタイムジョブ)と言います。

アメリカではフリーターという概念はなく、フルタイムのポジションなのか、パートタイムのポジションなのかというだけの違いです。

また、アメリカでは正社員、という概念もありません。

日本では正社員というと、会社から命じられたことをすべてやる(アルバイトよりも)会社側の立場の人間、という捉え方をされていますが、

アメリカではパートであろうと、フルタイムであろうと、ジョブ・ディスクリプションという職務が明記された雇用契約に基づいて自分の責任の範囲内の仕事をするため、

フルタイムで営業の仕事をしている人が

「来年から経理部に移動して」

などと言われることはありません。

余談ですが「女性だから」お茶汲みをする、といった文化もありません。

ちなみに勘違いしてる人が多いのですが、日本でも本当は「会社側」の人間になるのは取締役以上です。

部長以下の社員は単なる従業員なので、必要以上に会社に対して責任を感じる必要はありません。

5, フリーター

同じようにフリーターという概念もありません。”パートタイムワーカー”とでも言っておきましょう。

6, ホチキス

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これも確か、僕が10年以上前、初めてアメリカに留学したときに言ってみて通じなかったワードの一つです。

正しくは”stapler”(ステイプラー)と言います。

7, コンセント

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コンセントは”outlet”(アウトレット)と言います。

8, トイレ

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トイレは英語で”bath room”(バスルーム)とか”rest room”(レストルーム)と言います。

アメリカの一般家庭ではトイレとシャワーが一つの部屋でセットになっているので、このように言われるのだと思います、たぶん。

”toilet”(トイレット)というとアメリカでは便器のことになります。聞いた話ではオーストラリアではトイレのことをトイレットというらしいですね。

9、ノート

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ノートは英語では”notebook”(ノートブック)です。
Note(ノート)というとメモのことになります。

10,トレーナー

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トレーナーは英語で”sweatshirt”(スウェットシャツ)

Trainer(トレーナー)というとジムで筋トレとかを教えてくれるトレーナーや、動物の調教をしている人のことです。

11, パンツ

“Pants”(パンツ)というと英語ではズボンのことになります。
下着という意味でパンツと言いたいときは”underwear”(アンダーウェア)と言いましょう。

12, カンニング

カンニングは英語では”cheating”(チーティング)
ちなみに、「浮気をする」というのも”cheat”という単語を使います。

13, マンション

マンションは英語では”apartment”(アパートメント)
Mansion(マンション)というとすごい豪邸のことを意味します。
例えば共同のジムとプールがついているちょっと良い感じのアパートのことを” luxury apartment”と言ったりもします。

14, ベビーベッド

ベビーベッドは英語では”crib”(クリブ)と呼びます。

15, ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは”gas station”(ガス・ステーション)と呼びます。

16, フライドポテト

フライドポテトはFrench Fries(フレンチ・フライズ)と言います。
単にFries(フライズ)でも通じます。

17, ストーブ

Heater(ヒーター)と言います。

18, クーラー

Air conditioner(エアーコンディショナー)と言います。

19, ビン

Jar(ジャー)と言います。

20, シャーペン

Mechanical pencil (メカニカル・ペンシル)と呼びます。

21, ボールペン

普通に”pen”と言います。
“Ball pen”といってもおそらく通じません。
もう少し正式に言う場合は”ballpoint pen”(ボールポイント・ペン)

以上、最後の方は解説をあまりしませんでしたが、21個のアメリカ人に通じない(通じにくい)カタカナ英語を紹介しました。

単語を覚えるだけではあなたの英語は通じない。

単純に言い方が違うものなどは、単語を覚えればいいだけなのですが、

”フリーター”などのそもそも日本とアメリカで概念が一致しないものなどは直訳ができません。

これはカタカナ英語だけでなくて、「●●」ってなんていうの?って考えたときにそもそも概念が違うために直訳が存在しない言葉も結構あります。

「お疲れ様!」とかもそうですよね。

「お世話になっております。」とかも。

アメリカ人だけでなく、日本人以外の人たちとコミュニケーションをとるときには、そんな感じで言いたいことを英語(または他の言語)に直訳をしたつもりでも、相手と認識している概念が一致していなくて、ちぐはぐになったりするわけです。

でもそういった部分を認識して、相手の価値観や文化のベースを理解していくことで、自分自身の視野が広がって、日本人の中だけで話していると絶対に見えてこないものが、見えるようになるわけです。

そのためには、英単語を覚えるだけでなく、アメリカ人(外国人)に何か言ってみて通じなかったら説明する、相手のベースを理解しようと努力して、トライ&エラーをしていくことが英語を話せるようになる上で、遠回りのようで近道だと思います。


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