最近ちょくちょくと、新しくアメリカやカナダに留学する人からの
コンサルティングを受けるので、結構みなさんが不安になるところを
どう乗り越えるか、シェアしたいと思います。

僕が始めてアメリカの大学に留学したのは、18歳の時。

当時はTOEFLで217点(CBTにて、IBT換算では82点)あったので、
高校を卒業したばかりの日本人留学生にしては、英語力は比較的高い方でした。

中学、高校と、勉強はできる方だったので、アメリカの大学でも
良い成績をとってあわよくばハーバード大学などの超有名校に
編入しようと、寝る間を惜しんで勉強する覚悟で渡米しました。

しかし、その夢は大学の授業が始まると、
一瞬で崩壊しかけます。

というのも、どの授業も先生が言っていることが全くわかりません。

時に50分の授業で先生の発する言葉が一言もわからない時もあり、
どの授業後も泣きそうになっていたことを覚えています。

「寝なくてもいいから必死に勉強して全部の授業で”A”をとる!」

と意気込んでいたのが1週間後には

「このままでは全部の単位を落としてしまう。。。。。」

という絶望に近い感情に変わっていました。

こんな感じで初めの2ヶ月は今思い出しても、
自分が可哀そうに思えるほど、絶望の淵にいましたね。

でも、

結果的にはその学期、とった5クラスすべてをAの成績で乗り切る
ことができました。

どのようにして、それが可能になったのか、
以下にポイントをシェアします。

① まず、授業中に先生の言ってることを理解する必要はない。

というのはさすがに極論ですが、実際に僕はが留学して初めの学期は、
先生が言っていることがほぼ全くわかりませんでした。

今でも覚えています、最初の学期にとったクラスが

1、English090 (英語)
2、ビジュアル・アーツ
3、プログラミング入門
4、微積分I
5、保健・体育

1、の英語の授業は、留学生向けのクラスではなく、
普通に大学1年生が、英語のペーパー、論文を書くための
基礎になるクラスです。

先生の説明は基本わかりませんでしたが、
宿題は基本的に簡単な論文を書くことでした。

そして、何をどう書けばいいのか、は宿題のプリントを
何度も読み返せば分かりました。

そして、一つ一つ、必要な要件を満たすように文章を
英語で書いていき、分からないところや、文法で自信のないところは
オフィスアワーに先生に質問にいくと、丁寧に教えてくれました。

2、のビジュアル・アーツは、芸術の実技のクラスかと
思い履修したところ、芸術の歴史のようなレクチャーメインの
クラスで一番、泣きそうになったクラスでした。

ただ、先生がいい人で、中間テストの前に何を勉強すれば
いいのか個人的に聞きにいったところ、結構細かく教えてくれて、
そのおかげでテストでほぼ満点がとれましたね。

プログラミング、微積分に関しては理論的に内容を理解できれば
大丈夫だったので、授業の後でノートや教科書を復習してじっくり
理解すればテストは問題なかったですね。

という感じで、先生の言っていることが授業中に分からなくても、
後からしっかり復習して、テスト前に先生何をどう勉強すれば
いいのか聞きにいくと、結構助けてくれる先生が多いです。

② 「これはきつい!」と思った授業は早めにWithdrawする。

実は一番初めの学期、上記の5クラスだけではなく、
化学の授業も履修したんですよ。

でも、2回ほどクラスに行ってみて、課題が多そうで
内容も難しそうだったので、履修を取りやめました。

アメリカの大学ではクラスをとりはじめて一定期間は、
Withdrawといって、クラスから身を引くことができるので、

少しやってみてあまりにきつそうであれば、特に
最初の学期は無理をせずにWithdrawしてしまうのが良いと思います。

2年目、3年目と慣れて来れば後から単位数は詰め込めますので!

こんな感じで僕の場合は18歳でアメリカ大学に留学して
最初の学期は、何とか生き抜くことができました。

慣れてくると勝手も分かってくると思うのですが、
最初の2ヶ月は結構辛いと思うので、参考になれば嬉しいです。

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